今年も亜細亜大学学生部キャリアセンターとの連携企画が実施されました。
今年はアントレプレナーシップ「起業家精神」を学ぼう!と全4回のプログラムを組みました。グループでアイデアを出し、事業計画を作成するものです。「事業計画作成シート」に基づいて、多くの観点から「起業」の計画を立て、最終日に発表、経営者の方に審査をしていただくという内容です。亜細亜大学ではこのような試みは学部単位でもありません。
全体のプログラム
●1日目 2023年2月9日(木) ①アイデア出し ②「事業理念」作成 ③「事業ビジョン」作成 ●2日目 2023年2月10日(金) ①「事業コンセプト」作成 ②「環境分析」③「マーケティング」 ●3日目 2023年2月13日(月) ①「資金計画」作成②「事業収支計画」作成③「5年後の目標」④「想定されるリスク」⑤「事業展開において重要であること」 ●4日目 2023年2月18日(土) 発表会
様々な学部から集まった学生は将来起業したいと真剣そのもの。2チームに分かれ、半日に及ぶ議論を3日間続けました。それでも時間が足りずに各グループで独自に集まって、事業計画を作りました。 最終日は単に発表するにとどまらず、審査員をお願いした経営者2人を含め、全員で再度内容を議論。私たちNPOのモットーである「本音で語る」ことを心がけ、白熱した時間を過ごしました。
参加者の体験から生まれたアイデアは新たな価値を世に問うもので、どうしても将来実現したいという想いをグループで共有することが出来ました。
終了時のアンケートでは皆さんとても満足していただいたようです。
なお、審査員をお願いした経営者は下記のお二人です。とても熱く語っていただきました。 ●株式会社システムズ 代表取締役社長 小河原隆史氏 ●株式会社綜合ヘルス・ケア 代表取締役社長 鈴木誠司氏
「失われた30年」と言われますが、今の日本で求められるのは、起業や新規事業があちこちで立ち上がることではないかと痛感しています。今回のような若者たちに暴れてもらいたいです。